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ドローンショーのやり方は?仕組みとおすすめ業者を紹介

近年二酸化炭素を排出しない花火として「ドローンショー」が注目を集めていますが、世間の認知度も徐々に高まり、ドローンがエンターテイメントの場で利用される未来も近いことでしょう。

ドローンショーを自分たちで実施するのはとても難しいですが、花火同様プロに代行することでドローンショーを開催できます。

一体どのような方法でドローンショーを頼めばいいのか、順を追って解説していきます。

この記事でわかること
  • ドローンショーのやり方
  • ドローンショーの仕組み
  • おすすめの代行会社

1.お問い合わせ

2.ロケハン

3.アニメーション制作

4.許可申請

5.リハーサル

6.ショー本番

ドローンショーの開催については、下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。

ドローンショーの仕組み・やり方を解説

ドローンショーは、複数のドローンを使用し、舞台上に空中に浮かぶ映像や光を投影するショーのことです。

舞台上に設置されたコントローラーやコンピューターシステムを使用して、ドローンを遠隔操作します。

ドローンは、舞台上に向かって飛ぶようにプログラムされており、舞台上に投影される映像や光を制御します。

ドローンショーは、様々なタイプのイベントやパフォーマンスに使用されており「音楽ライブ」や「スポーツイベント」「屋外フェスティバル」などで見られるでしょう。

特に中国でのイベントが日本とは比べ物にならないほど規模感が大きく、中国の技術力の高さを思わず認めてしまうほどです。

プログラミング

ドローンショーでは一度に数百から数千のドローンを飛行させるので、人の操作で実現するのはほぼ不可能に近いでしょう。

当日はあらかじめ準備したプログラムによってドローンが飛び回るので、当日はボタンひとつでショーが始まります。

当日の天候や、周囲の状況により人が一部のドローンを操作することも考えられますが、基本的にはプログラムに任せて実施します。

プログラムによって制御するため、数百台のドローンが一つも乱れることなくパーフェクトなパフォーマンスを実現できるでしょう。

使われるドローンの数

ドローンショーは規模によって台数が異なりますが、日本では数百台を同時に飛行させ、ショーを実現しています。

一方ドローンの本場といっても過言ではない中国では同時に5,000機以上のドローンを飛行させたとしてギネス記録に登録されています。

このようにドローンの飛行環境が整っている国では規模も大きく、迫力のあるイベントとなるでしょう。

東京2020オリンピックでは約1,800台のドローンをショーに利用するなど、日本でも着々と規模が大きくなっています。

使われるドローンの種類

ドローンショーで利用されるドローンは私たちが普通に購入できるドローンとは少し異なり、カメラなどが搭載されていません。

LEDライトや衝撃を和らげるカバーをつけることで、ドローンショーに適したドローンを開発できます。

東京オリンピックではインテル社のShooting Starが利用されました。

日本のドローンショー代行会社でも独自のドローンを開発しており、株式会社ドローンショーでは「Unika」を利用し、レッドクリフでは「EMO」や「TAKE」を採用しています。

どのドローンも飛行時間が10分前後と、空撮ドローンと比較すると短い傾向にあるでしょう。

ドローンショーでは光を利用するため、飛行以外にも大きなエネルギーを利用することが課題点となっています。

ドローンショーでできるデザイン

実際にドローンショーではどのようなデザインが空中に投影できるか確認してみましょう。

主なデザインとしては以下のようなものがあります。

1.文字や絵
2.3D映像
3.アニメーション
4.マップや建物
5.大きなデザイン

さまざまな表現が可能ですが、ショーでよく利用されるデザインについて紹介していきます。

企業ロゴやQRコードなど細かい表現ができる

ドローンショーは花火とはことなり、光続けたまま形をキープできるので、宣伝としても非常に大きな役割を持ちます。

例えば企業のロゴを空中に投影することや、QRコードを表示させることも可能です。

スマホカメラを向ければQRコードを読み込むので、広告として利用できるでしょう。

ドット絵のように見えますが、QRコードを認識できることから、非常に多くの企業が利用すると推測されています。

将来的には日常的に企業の広告としてドローンが利用されるようになると言われています。

黒以外の多彩な色が表現できる

多彩な色を表現するために、ドローンにLEDライトを搭載し、黒以外は全てドローンで表現できるようになっています。

そのため花火より細かい配色が可能で、表現方法が増える事でしょう。

LEDライトは複数の色を切り替えられるので、様々な色を表現できます。

黒以外はどの色もドローンで表現できるので、ディスプレイのような鮮やかなものを映し出すことも可能です。

飛行中に色の変更も可能なので、発行させながらグラデーションといった演出も圧巻です。

大きなデザインも表現できる

大きなデザインを表現するために、小型ドローンを多く利用します。

複数のドローンを使用することで、空中に浮かぶ大きなデザインや映像を表現できます。

特に中国の規模が大きく、一度に5,000機以上のドローンを利用したドローンショーでは圧倒的大きな表現が可能となりました。

ドローンショーの費用

使用するドローンの数、ドローンのタイプ、照明機材、プログラムによって料金は大きく異なります。

一般的にドローンショーの費用は数百万円からできますが、規模が大きくなると数億円かかるケースもあるでしょう。

また、イベントの規模や開催場所、観客数なども費用に影響を与えます。

大規模なイベントやスタジアムなどで開催する場合は、もっと高額な費用がかかることがあります。

ドローンショーを利用する際は、ショーの規模や目的に合わせて、適切なドローンや機材を選択し、費用を算出することが重要です。

ドローンショー実施までのステップ

ドローンショーを実施するには代行会社に任せることが多く、数回のミーティングなどで済むこともあります。

これからドローンショーを開催したい方はどのような流れで進めていくのか確認してみましょう。

問い合わせ

第一に企業のホームページからお問合せをします。

入力項目を送信するパターンや、電話やメールにてやり取りをするケースも存在します。

お問い合わせに関しては企業によって異なるので、各企業の公式サイトを確認してください。

会社によって異なりますが、実施場所はこの時点で確認されることもあるので、どこで開催するのかをある程度決めておきましょう。

この時点でミーティングが設定される場合も考えられます。

ロケハン(現地調査)

最初のお問い合わせでは大まかにイベントの事を話し合います。

その話し合いの内容をもとに実際の会場でドローンを飛行できるか、調査が始まります。

調査項目
  • 建物
  • 人の流れ
  • 立地
  • 広さ
  • 電波が妨害されないか

他にも確認項目はありますが、当日安全に飛行できるか、国土交通省への申請が通る場所かさまざまな観点で調査を行います。

飛行場所の条件に合格して初めて本格的にドローンショー実施のために動き始めます。

もしロケハンの基準を満たさない場合は開催場所の見直しや、当日の飛行方法の見直しなどが行われるでしょう。

アニメーション作成

アニメーション作成は、ドローンショーに使用する映像や照明などを制作するプロセスで、イベントのクオリティを大きく左右する段階です。

花火とは異なり継続して映像を投影できるので、さまざまな演出が可能です。

それらを全てプログラミングによって制御するので、実際にYouTubeに投稿されているものを参考にすると、すり合わせしやすくなるでしょう。

飛行許可申請

アニメーション作成と同時にドローンショーの代行会社は、当日開催できるよう国土交通省へさまざまな飛行申請を提出します。

ドローンショーの特別な飛行方法
  • 夜間飛行
  • イベント会場での飛行
  • 人口密集地での飛行

など特殊な飛行方法に含まれるので、申請に時間がかかってしまいます。

リハーサル

実際に作成したアニメーションが正しく表示されるか。

現場の環境で安全に飛行できるかなど事前にチェックが入るため、リハーサルが必要不可欠です。

ドローンショー本番

リハーサルが問題ないと判断されればあとは、当日の成功を祈るだけです。

当日強風や雨が降らない限りは実施されるので、天候が唯一の開催判断となります。

ドローンショーのイベント会社紹介

世界中でドローンショーを開催する企業が誕生していますが、日本でもそのような企業が誕生しています。

株式会社ドローンショー

株式会社ドローンショー公式
企業名株式会社ドローンショー
住所石川県金沢市野町3丁目11-1
お問合せhttps://tayori.com/form/71a86f4cd4d838c82a1e3cef16f41c76464f2a93/
公式ホームページhttps://droneshow.co.jp/
使用しているドローンUnika
過去の実績・M1グランプリオープニング演出
・熱海海上花火大会
・千葉みなとさんばし祭り2022

株式会社ドローンショーは、ドローンを使用して観客を魅了するイベントやショーを開催する会社です。

国内のドローンショー会社でも特に有名な会社で、多くの団体が検討に入れている企業です。

過去の実績も全国各地で開催しているので、場所による影響はありません。

独自でドローンを開発するなど、ドローンショーに最適な開発も行っており、ドローンショーのクオリティは日本TOPクラスです。

株式会社レッドクリフ

企業名株式会社レッドクリフ
住所東京都新宿区新宿4-3-15 レイフラット新宿B棟3F
お問合せhttps://redcliff-inc.co.jp/contact/
公式ホームページhttps://redcliff-inc.co.jp/
使用しているドローンEMO、TAKE
過去の実績・『ポケモン GO』 スペシャルドローンショー
・第41回横浜開港祭ドローンショー
・東海オンエア生ドローンショー

株式会社レッドクリフも日本を代表するドローンショーの代行企業で、全国各地のイベントに協力しています。

過去には横浜市のみなとみらいで開催された開港祭にドローンショーを実施するなど、数多くの成功を残しています。

都心部でのドローンショーに成功しているので、安心してドローンショーを任せられる企業です。

まとめ

ドローンを使用して空中に浮かぶ映像や照明、音楽などを演出することで観客を魅了するイベントやショーです。

LEDライトやカメラなどを搭載し、多彩な色や大きなデザインを表現できます。

イベントやパフォーマンス、プロモーションなどに使用され、費用は数百万円から数億円になるでしょう。

また、ドローンショーを実施する際は、国や地域によって適用される法律や規則に従って適切な手続きや許可を取得することが必要ですが、代行すればそのような難しい問題も解決できます。

日本でもドローンショーが認知されるようになり、これから花火のように当たり前のエンターテイメントとなるでしょう。

申請やアニメーション作成など、難しいことも全て代行できるので、イベント開催者は一度ドローンショーを検討してみてはいかがでしょうか。