ドローンショーは最新のエンターテインメント!リアルな口コミや評判を紹介
近年、テレビ番組や映画でもドローンによる空撮が多く取り入れられたり、ドローン配送の実証実験が始まったりと、ドローンが非常に身近な存在となってきています。
その1つとして、ドローンを何百機も使用して夜空を彩る「ドローンショー」の開催も増えてきました。
2021年の東京オリンピックの開会式で初めてドローンショーをご覧になった方も多くいるでしょう。
「ドローンショーって観てみたいけど、実際おもしろいの?」
「ドローンショーに関心があり、口コミが知りたい!」
そんな方に向け、この記事では実際に開催されたドローンショーについて、リアルな口コミを多く紹介していきます。
ドローンショーの流れ
1.お問い合わせ
2.ロケハン
3.アニメーション制作
4.許可申請
5.リハーサル
6.ショー本番
ドローンショーの開催については、下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
- ドローンショーに関するリアルな口コミ
- ドローンショーを観て残念だった点
- ドローンショーの環境への影響
ドローンショーに関する好意的な口コミ
まずドローンショーを観た人からの、数々の好意的な口コミを紹介していきます。
SNS上では、まだあまり開催事例も少なく、新鮮なドローンショーについて多くのコメントが寄せられています。
ドローンショーを観られたことを喜ぶ口コミ
やはり非常に多かった口コミは、ドローンショーを初めて観た、感動したという口コミです。
こちらのツイートでは、2022年11月2日に行われた「やまなかオータム・ランタン・フェスティバル」のドローンショーを観られ、喜びのツイートが寄せられています。
まだ実施事例の少ないドローンショーは、初めて観る人も多く、その話題性から動画とともに多くの投稿が寄せられていました。
ドローンショーでは使用する機体の数によって、どれだけ複雑なモチーフが表現できるかが変わります。
しかし100台ほどの比較的小規模のドローンショーでも、表現するモチーフ次第で十分楽しめる点もドローンショーの面白いところです。
夜空に浮かび上がり、消えてはまた現れたりカラーが変わったりと、表現の仕方は無限なのでこれからさらに進化するドローンショーに期待が高まります。
最近では、花火大会とともにドローンショーが開催されることも多くなってきました。
場合によっては花火と同時にドローンショーが楽しめることもあり、タイミングによってはこんな素敵な写真が撮れることも。
水面に反射した花火とドローンが、幻想的な雰囲気を演出する非常に素晴らしい情景です。
ドローンショーの技術はまさに日進月歩。
このように夜空へ超巨大なQRコードを浮かばせることも可能です。
ドローンショー自体はエンターテインメントの色が強い催しですが、このようにQRコードが表示されると思わず本当に読み取れるのか、アクセスしてみたくなるものです。
その点でも協賛企業を募りやすく、運営側としても出資者を募りやすい近未来型のエンターテインメントと言えるでしょう。
今後、夜空を各企業のQRコードが彩るような未来が来る日も近いのかも知れません。
ディズニーランドでのドローンショーに寄せられた口コミ
こちらはディズニーランドの夜のショーで実際に披露されたドローンショーに寄せられた口コミです。
残念ながら東京ディズニーランドではなく、このドローンショーが観られるのはフランスのディズニーランド・パリでの演目です。
ディズニーランド・パリは2022年に30周年を迎え、そのアニバーサリーイベントとしてディズニーリゾートで初となるドローンショーを開催しました。
ディズニーランド・パリのシンボルとも言える、眠れる森の美女の城を舞台に、ミッキーマウスのシンボルをパリの夜空に浮かび上がらせています。
このミッキーのシンボル、実は30周年を記念して数字の「30」で表現されていることに気付きましたか?
ディズニーランド・パリのドローンショーについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「Pokemon GO」スペシャルドローンショーに寄せられた口コミ
ドローンショーの口コミで非常に多かったのが、2022年夏から秋にかけて日本4都市で行われた「Pokemon GO」スペシャルドローンショーの口コミです。
このショーでは、約700機のドローンを用いてモンスターボールや人気のポケモン達が夜空を彩りました。
子どもはもちろん、大人も非常に楽しめる内容で、多くの好意的なコメントが寄せられています。
また、このドローンショーの反響は国内だけにとどまらず、海外でも非常に高い関心を集めています。
こちらのツイートが投稿されると、海外を中心にまたたく間にリツイートで拡散され、2022年12月現在で1,015万回の再生、5.5万回のリツイートと32万件以上のいいねが寄せられました。
この点からも「Pokemon GO」スペシャルドローンショーが海外から多くの注目を集めたことがわかります。
「Pokemon GO」スペシャルドローンショーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ドローンショーに関する残念な口コミ
ドローンショーは近年めざましい発展を遂げてきましたが、まだまだ歴史は浅く改善点も多くあります。
ここからはドローンショーに関する残念な口コミを紹介していきます。
ドローンショーの中止を惜しむ口コミ
ドローンショーも花火同様悪天候に弱く、雨天はもちろん平均風速5m/s以上などの強風の環境下では実施できないことも少なくありません。
雨が降っていればドローンショーが開催されないことは予想できることもありますが、風については当日の状況によって判断されるため、直前まで中止のアナウンスがないこともあります。
まだまだドローンショー自体は実施に事例が少なく、そのため「ぜひ一度見てみたい!」と思う人も多いでしょう。
一方で、楽しみにしていたのに天候により中止となると、やはり残念に思う気持ちも大きくなってしまうようです。
こちらは2022年7月22日(金)〜24日(日)の3日間行われた「第56回おたる潮まつり」の、最終日に行われた「Pokemon GO」スペシャルドローンショーに寄せられたツイートです。
3日間開催されたおたる潮まつりの、最後の1日だけがドローンショーを観られるチャンスということで、楽しみにしていた方も非常に多くいました。
この日天候は問題ありませんでしたが、機材トラブルが発生し、定刻通りの開催ができず見られない方も多かったようでした。
こちらもおたる潮まつりでの「Pokemon GO」スペシャルドローンショーに関するツイートです。
実を言うとこのドローンショーは、当初は花火大会開始前の19時45分から開催される予定でした。
しかし、機材トラブルにより予定時間に実施できず、会場では機材トラブルによりドローンショーは中止の旨のアナウンスがありました。
事前告知もしていたため、集まった観客は非常に残念だったことでしょう。
しかし、花火大会開催中に機材トラブルが解消されたのか、花火大会が終わった21時20分過ぎに、サプライズ的にドローンショーが急遽開催されました。
ただしその際に告知はなく、中止と思って既に帰ってしまっていた観客からは不満の声も多く上がってしまい、やや残念な事例となってしまったようです。
ドローンショーの見え方に関する残念な口コミ
こちらは2022年10月15日に開催された「第35回やつしろ全国花火競技大会」での「Pokemon GO」スペシャルドローンショーに寄せられたツイートです。
投稿したツイートを見てみると「大冒険の秋が来た」という、このショーのコンセプトが夜空に大きく描かれていますが、角度的にやや見づらくなっています。
表現できる幅が非常に広いのが特徴のドローンショーですが、文字などの奥行きがなく平面的なモチーフを表現する場合、見る角度が限定されてしまうのは今後の課題と言えそうです。
こちらもドローンショーの見え方に関する苦言のツイートです。
花火はその特性上、球体に広がって見えるので360°どこからでも楽しめ、遠くからでも視認性が良い点は大きな魅力です。
一方、ドローンショーは花火と違い煙がでないため、煙に邪魔されることなくきれいに見えるというメリットもあります。
ドローンショーの内容に関する残念な口コミ
ドローンショーは花火よりも一層表現の幅が広く、基本的にどんなモチーフでも表現できるのが魅力の1つです。
そんなドローンショーで何を表現するのか、どのように観る人を魅了するかは、事前プログラミングの腕の見せ所と言えます。
何でもできる反面、その内容にクオリティの差が出やすい傾向もあり、ドローンショー運営者のセンスと技量が問われるエンターテインメントです。
まだ記憶にも新しい、東京オリンピックの開会式で開催されたドローンショーに関するツイートです。
このツイートの通り、東京オリンピックでのドローンショーは日本の企業によるものではなく、米国インテル社の「Shooting Star」システムによるものでした。
東京オリンピックでは日本を前面に打ち出した催しが多数披露され、海外からも広く賞賛の声が上がりました。
それだけに、この開会式でのドローンショーも国内企業による提供ができなかったのか、残念に感じる人もいたようです。
東京オリンピックのドローンショーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ドローンショーは環境に優しい近未来型エンターテインメント!
ここまでドローンショーに関するさまざまな口コミを紹介してきましたが、そんな次世代のエンターテインメントであるドローンショーは、実は環境に優しいコンテンツだと言われています。
花火のように温室効果ガスを排出せず、バッテリーで駆動するドローンは環境に優しいため、今後も持続可能なエンターテインメントとして注目を集めています。
また、企業や観光協会としてもこの点で導入のハードルが低く、開催に向けて前向きに取り組める点もポイントとなっています。
まとめ
ドローンショーはまだまだ開催事例が少なく、そのためドローンショーを観た人は非常に貴重な経験としたとして、現状満足度の高いエンターテインメントとなっています。
また、近年では花火大会と一緒に開催されたり、企業による宣伝効果を見越した開催も多く実施されています。
QRコードを夜空に浮かべてアピールすれば、ドローンショーにより多くの人からの流入も見込めるでしょう。
ただし、まだドローンショー自体は歴史が浅く、成熟したコンテンツとは言えない面もあります。
ドローンショーは日々進化を続けており、今後のドローンショー市場から目が離せない、非常に先行きの明るいコンテンツとなっています。