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オリックス・レンテックのドローンレンタルとは?機種やプランを解説

現在、イベントや個人の趣味としても幅広く使われているドローンですが、点検や農薬散布・産業用としてもドローンは大活躍しています。

数あるレンタルドローン業者の中でも、オリックス・レンテックは企業の悩みを特殊なドローンを使い解決するノウハウがある業者です。

この記事では、オリックス・レンテックのドローンレンタルサービスについて詳しく解説します。

この記事でわかること
  • オリックス・レンテックのドローン事業内容
  • ドローンレンタルサービスプランとレンタル可能商品
  • 代表機種5種の特徴とレンタル内容詳細

オリックス・レンテックのドローン事業とは?

出典:ORIXRENTEC

IC関連製品レンタル会社大手であるオリックス・レンテックはその強みを活かし、大規模施設の屋内点検やインフラ点検においてより安全性の高い目視点検のための産業用ドローンレンタルを得意としています。

他社と比べても、球体ガード付きドローンや被災状況点検など特殊シーンに対応する赤外線、30倍ズーム搭載ドローンなどの特殊な産業用ドローンを多く取り扱っていることが特徴です。

オリックス・レンテックは、建設業界や農業、エネルギーなど様々な会社や国の施設から利用されている実績があります。

また人材育成にも力を入れており、講習内容は初級講習だけでなく、実際に飛行させる工場や施設に講師が赴き練習する実地講習も行っています。

オリックス・レンテックのドローンレンタルサービスプラン

出典:ORIXRENTEC

オリックス・レンテックのドローンレンタルサービスプランには、以下3種類があります。

ドローンレンタルサービスプラン
  • 「ドローンサービス」・・・お客さまに代わり指定場所・施設の撮影(空撮)を実施、点検・測量などさまざまなニーズに対応可能
  • 「ドローンレンタル」・・・初心者からプロ用までどんなニーズにも対応、最短即日からレンタル可能
  • 「カスタマイズ講習」・・・初心者や飛行アプリの操作方法を学びたいなど希望のレベルにあった講習を実施

「ドローンレンタル」の流れは、以下になります。

出典:ORIXRENTEC

「ドローンサービス」と「カスタマイズ講習」は、STEP2契約内容のご案内の前にヒアリングが必要になることに注意してください。

オリックス・レンテックのドローンレンタルはどの機種(産業用ドローンは除く)であっても、下記のように1ヶ月を基準としてレンタル料率が変化します。

出典:ORIXRENTEC

レンタルは1ヶ月を基本とし、レンタル期間が短いほど1日当たりのレンタル単価は高くなります。

オリックス・レンテックでレンタル可能な商品は?

オリックス・レンテックでレンタル可能な商品は、下記の5種類です。

レンタル可能な商品
  • 球体ガード付ドローンELIOS
  • Matrice 200 シリーズ
  • Matrice 600 PRO
  • Inspire2
  • Phantom 4

それぞれの特徴を紹介します。

球体ガード付ドローンELIOS

球体ガード付ドローンELIOS1は、GPS制御で室外飛行する一般的なドローンと違い、GPSで制御不能な屋内空間での点検にフォーカスして開発されたドローンです。

スイスでFLYABILITY社で開発され、屋内の中でも高所・暗所・狭所のように、人の立ち入り困難で危険を伴う環境で活躍する性能を備えています。

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名球体ガード付ドローンELIOS1
セット内容・ドローン本体
・カメラLEDライト
・球体ガード
・送信機
・専用タブレット
・専用運搬ケース
基準レンタル料630,000円(税別)
基準レンタル期間1ヶ月
最大フライト時間10分
別途レンタル必要・MicroSDカード2枚(32GB CLASS10必須)
・バッテリ
・ 専用充電器

球体ガード付ドローンELIOS 1には、鉄鋼メーカー屋内設備各所(高炉・ダクト・タンク等)、石灰石鉱山立坑・廃棄坑道・貯鉱サイロ内部、地下埋設排水溝内など様々な特殊箇所での点検実績があります。

Matrice 200 シリーズ

ドローンメーカー大手DJI製のMatrice 200シリーズはMatriceシリーズの最新機種で、空撮による点検や検査・データ収集などを、主に産業利用を目的として開発されました。

Matrice 200シリーズはシリーズの中でも、防水機能や搭載可能なカメラの種類が豊富で、過酷な環境時でもすぐに飛行可能な設計になっていることが特徴です。

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名Matrice 200シリーズ
セット内容ドローン本体
基準レンタル料120,000円(税別)
基準レンタル期間1ヶ月
最大フライト時間24分
別途レンタル必要・カメラ
・MicroSDカード
・タブレット
・ スマートフォン

 Martic200シリーズに対応しているカメラは、ZenmuseX4S・X5S・XT・XT2・Z30のいずれかになることに注意してください。

Matrice 600 PRO

2016年に発売されたMatrice 600 PROは、Ronin-MXが搭載可能=一眼レフを搭載できるので空撮を得意とした機種として、産業用ドローンの他に映画などの撮影でもよく使われています。

残念ながら、現在オリックス・レンテックでは取り扱いがありません

Inspire2

DJI製のInspire2は、360°回転式ジンバルと4Kカメラを搭載し、自由自在に撮影することができます。

また、他のドローンに比較して最大速度を94km/hのため、最速で飛ぶことができ、前後上下についた障害物センサーで障害物への衝突リスクも大幅に少なくなっています。

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名Inspire2
セット内容ドローン本体(バッテリ込)
基準レンタル料118,400円(税別)
基準レンタル期間1ヶ月
最大フライト時間27分
別途レンタル必要・カメラ
・MicroSDカード
・タブレット
・ スマートフォン

 Inspire2に対応しているカメラは、ZenmuseX4S・X5S・X7のいずれかになることに注意してください。

Phantom 4

Phantom3よりさらに進化したDJI製Phantom4は、対象物に発信器がなくても追跡する自動追尾機能と障害物を自動で検知するセンサーを搭載しています。

さらに大容量バッテリー搭載したことにより、長距離飛行と28分もの長時間フライトに加え4K撮影も気軽にできるようになりました

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名Phantom4 PRO
セット内容・ドローン本体(バッテリ込)
・専用ケース付き
基準レンタル料78,300円(税別)
基準レンタル期間1ヶ月
最大フライト時間28分
別途レンタル必要・MicroSDカード

オリックス・レンテックでは、カメラ搭載のPHANTOM4 PROと送信機がディスプレイと一体型になったPhantom4 PRO+の2種類をレンタルできます。

産業用ドローン

オリックス・レンテックでは産業用ドローンとして、Skydio 2+とSOTENの2種類がレンタルできます

アメリカSkydio社開発の「Skydio 2+」は独自の技術で、通常のドローンでは飛行が難しい屋内や橋の下のようなGPS環境がない中でも安定した飛行が可能です。

また、機体上下に6つのカメラを搭載し、全方向の障害物を自動回避する技術を備えているため事故の回避率も格段に高くなりました。

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名Skydio 2+
セット内容ドローン本体
レンタル料87,600円(税別)
レンタル期間10日間
最大フライト時間27分
別途レンタル必要付属品については要問い合わせ

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が開発した国産ドローン「SOTEN(蒼天)」は、4K動画撮影はもちろん2,000万画素の静止画撮影も可能な機種です。

また、ドローンの撮影データ漏洩や抜き取りの防止、機体乗っ取りの耐性を実現した高セキュリティーな機能も備えています。

オリックス・レンテックのレンタル内容は以下になります。

機種名SOTEN(蒼天)
セット内容ドローン本体
レンタル料146,000円(税別)
レンタル期間10日間
最大フライト時間25分
別途レンタル必要付属品については要問い合わせ

どちらも公式サイトには詳しい記載がありません。

レンタルを検討している方は、メールでのお問い合わせもしくは、フリーダイヤル0120-97-4824(IP電話:03-3473-8432)まで問い合わせをお願いします。

オリックス・レンテックのドローンレンタルとは?機種やプランを解説 まとめ

ICT機器からロボット、ドローン事業まで最新のレンタルサービスを展開するオリックス・レンテックのドローンレンタルは、主に産業用ドローンに特化した商品ラインナップになっています。

特に、屋内設備点検用特殊球体ドローン「ELIOS」をレンタルできることが、他社に比べて特徴的と言えます。

レンタル前に使用用途などを相談すれば、最適なドローン機種の紹介してくれたり、実地講習も可能です。

この記事を参考に、オリックス・レンテックでのドローンレンタルを検討してみてください。