ドローンショーはドローンを使う最新のエンターテイメントで、さまざまな場面を想定して開催できます。

例えばプロポーズで二人の愛を深めるためにドローンショーを開催することも可能です。

その場合、どのようにすれば雰囲気良く開催ができるのでしょうか。

最近では、イベントを盛り上げるためにドローンショーを実施して観客を感動させるケースも多く見られますが、一世一代のプロポーズでも同じような雰囲気を作りたいものです。

そこでこの記事では、どのようにすればドローンショーでプロポーズができ、また効果的に演出するにはどのようにすればよいのかを紹介していきます。

この記事でわかること

・ドローンショーでプロポーズが可能か

・ドローンショーを開催する方法

・ドローンでプロポーズを演出する方法

ドローンショー開催の流れ

1.お問い合わせ

2.ロケハン

3.アニメーション制作

4.許可申請

5.リハーサル

6.ショー本番

ドローンショーの開催については、下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。

ドローンショーでプロポーズができる?

ドローンショーは、LEDライトを搭載したドローンを空中に飛ばして文字やイラストを作り出せるため、プロポーズでは愛情を伝えられるようにすると効果的です。

プロポーズは恋人に愛情を伝えるために行う儀式ですが、ドローンショーでメッセージを送れれば、いつまでも思い出に残るプロポーズになるでしょう。

しかし実際にドローンショーを開催するには、多くの費用やアニメーション制作が必要になるため、個人で開催することはなかなか難しい状況です。

ドローンショーは多くのドローンを用いてLEDライトの色を組み合わせ、上空にメッセージやイラストを作り出してアニメーションを表現できます。

このため、ドローンショーは伝えたい内容をより多くの人に伝達できるため、プロポーズで開催すると強いインパクトを与えられる点が魅力です。

ドローンショーのプロポーズ動画

実際に、プロポーズでドローンショーを使った事例が中国でありました。

2021年2月にあり、ジュエリーブランドがプロポーズを支援する目的で開催されています。

ドローンショーの内容は、中国上海の夜空に「Marry me」とメッセージを映し出し「結婚してください」とアピールしています。

次に、薬指に指輪を通す様子をアニメーションで表現し、遠くからでも見えるためインパクトが強く心に残る演出でした。

ドローンショーの開催時間はわずか1分30秒と短いですが、メッセージを入れることで目で見るだけで視覚的に愛情を感じ取れます

個人でもプロポーズでドローンショーを開催すると費用が高くて厳しいですが、ジュエリーブランドが多くの人に対して同時に発信すると効果的です。

ドローンショーはどうやって開催できるの?

ドローンショーは数分しか演出できませんが、上空にメッセージやイラストを描き出せるため高い伝達効果があります。

しかし、ドローンショーでプロポーズするためには多額の費用がじかかるため、予算に合わせてドローンの数や演出時間を決めないといけません。

このため、ドローンショーの開催方法や費用がどの程度になるか確かめ、計画通りに実施できるようにすることが大事です。

ドローンショーの開催方法や費用を事前に確かめ、スケジュールを決めるようにしましょう。

ドローンショーの開催方法

ドローンショーを開催するためには以下のような流れになるため、必要な期間の目安を確かめてから計画を立てる必要があります。

ドローンショーを開催する手順

・お問い合わせ
・ロケハン
・アニメーション制作
・許可申請
・リハーサル
・ショー開催

最初に、問い合わせしてドローンショーの目的や予算などの希望を担当者に伝え、最適なプランを提案してもらいましょう。

次に、ロケハンで希望する場所で問題がないか確かめ、できない場合は別の場所を探さないといけません。

場所が決まったあとはアニメーションを制作し、その間に航空局に申請して許可してもらいます。

リハーサルはアニメーションの内容を確かめ、修正する箇所があれば直して当日に問題なく開催できるよう準備します。

すべての工程が完了するとドローンショーが開催可能になり、この時点で当日に集まってもらえるように告知できます。

ドローンショーの費用

ドローンショーは多くの費用がかかるため、使うドローンの台数や規模ごとの相場を確かめてから決めないといけません。

依頼する業者を選ぶときは少しでもかかる費用を少なくしたいと考えますが「業界最安値」などの謳い文句があっても、安易に信じると他社より高くなることもあります。

開催費用の相場は、新規にドローンショーを依頼すると屋内だと最低で100万円ですが、屋外は範囲が広くなるため300万円くらいと高くなります。

ドローンショーは開催費用だけでなく、ロケハンや許認可申請、アニメーション制作などでも費用がかかるため創造以上に高額です。

また、ロケハンやアニメーション制作などで携わる人員の数によって人件費がかかるため、きちんと相場を確かめてから計画を立てる必要があります。

ドローンショーのイベントに参加する

ドローンショーは多くの費用がかかるため、個人で開催するとなればよほど予算に余裕がなければ開催は不可能です。

そのため、開催されるドローンショーに参加し、良い雰囲気でプロポ―スを行うのも1つの手段です。

ドローンショーは花火大会や横浜開港祭、万博カウントダウンなどで開催されたため、これらの特徴や効果などを解説していきます。

ここからは過去に開催されたドローンショーの概要や、YouTubeに上がっている動画を紹介していきます。

ぜひ参考にして、プロポーズのプランの1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

第41回横浜開港祭ドローンショー

2022年6月2日に第41回横浜開港祭でドローンショーが開催され、500機のドローンを使ってアニメーションを披露しました。

開催場所はみなとみらい臨時ヘリポートの上空で、音楽に合わせて港町横浜のシンボルである船やカモメのイラストが作り出されました。

また、イカリのマークの間に横浜の文字を大きく表現し、開催会社のレッドクリフの企業ロゴが披露されることで大きな歓声に変わったため強いインパクトを残したことが特徴です。

横浜開港祭は歴史的なイベントとして開催され、約30万人に視聴されたことで大きくアピールできました。

ドローンショーの開催時間は約10分間でしたが、終了後に花火が上がって記念のイベントをさらに盛り上げています。

イベント名第41回横浜開港祭ドローンショー
開催日時2022年6月2日19時25分スタート
場所みなとみらい臨時ヘリポート
ドローン台数500機

熱海海上花火大会

2022年のクリスマス・イブに花火大会に合わせて熱海市観光協会が開催し、最後の花火大会を楽しんでもらうことを目的としています。

ドローンショーは100機のドローンを使って搭載したLEDライトでイラストやメッセージを描き出し、花火を打ち上げる前に開催しました。

イラストはクリスマスツリーやキャラクターのあつおやまめっこなどを披露し、熱海市の特徴やクリスマスイベントであることをアピールしました。

次に、メッセージは「Merry XMAS」「ATAMI」「がんばろう」があり、豪雨災害を受けたことに対するエールを送っています。

ドローンショーは金沢市のベンチャー企業である株式会社ドローンショーが協賛開催し、熱海の夜空を盛り上げました。

イベント名熱海海上花火大会
開催日時2022年12月24日20時スタート
場所親水公園ムーンテラス
ドローン台数100機

レッツゴー万博2025カウントダウン3 夢洲超花火

300

イベント名レッツゴー万博2025カウントダウン3 夢洲超花火
開催日時2022年9月25日
場所大阪市此花区夢洲
ドローン台数800機

2022年9月25日に大阪・関西万博2025の会場になる大阪市此花区夢洲ですが、2年半後に控えた万博をアピールするためにドローンショーが開催されました。

ドローンショーは800機のドローンで公式キャラクター「ミャクミャク」や、レッツゴー万博2025のロゴを作り出し、世界的パンデミックを乗り越えるようイラストでメッセージを伝えたことが特徴です。

また、ドローンショーのクライマックスはフェニックスが羽ばたくアニメーションを作り出し、未来に向けて日本を元気に復活させることをアピールしました。

ドローンショーはシンガポールのスカイマジックが開催し、国内最大級の45,000発の花火とのコラボレーションで夜空を彩りインパクトが絶大でした。

ドローンでプロポーズを演出する

ドローンでプロポーズを演出する方法はドローンショー以外にもあるため、高額の費用がかからないため知ると便利です。

プロポーズを演出する方法はドローンの特性を活かして二人の絆を深めるようにすると効果的で、以下の事例を参考にすると好みに合わせて最適な方法をイメージできます。

この場合は準備するドローンの台数は1台でもできますが、使うためには許可を受けることが必要です。

また、個人でドローンを使ってプロポーズを演出することもできますが、ドローンショーほど高くなりませんがある程度の費用がかかります。

このため、それぞれの事例のやり方や特徴などを確かめ、二人の絆を深めるよう最適な方法を決めるようにしてみてください。

プロポーズの様子を空撮する

プロポーズは愛する人に対して求婚するための、人生におけるもっとも重要なイベントの1つだといえます。

ドローンでプロポーズを演出する方法は2つあり、自分で操縦するかプロにしてもらうかを選ぶことになります。

自分でドローンを操縦する場合は、最初にドローンスクールで操作や法律を学び、きちんと理解することでドローンを使用したいときにいつでも使用できて効果的です。

ただし、熟練のパイロットから丁寧に操縦指導を受け、飛行許可申請手続きをサポートしてもらう必要があります。

ドローンを使うときは購入またはレンタルのどちらかになるため、1回だけならレンタルすると便利です。

自分でドローンを操縦したくない場合は専門のパイロットに任せ、希望の場所を選んで要望を伝えると最適な方法を提案してもらえます。

また、デート中にサプライズする方法を提案してもらえるため、自分でドローンを操縦するよりも効果的な演出ができますがスタッフの交通費がかかり料金は高めです。

会社名株式会社サークルホームページ
URLhttps://drone.circle-j.co.jp/case/propose.php
料金・写真サービス 132,000円(税込)
・写真+動画サービス 165,000円(税込)

ドローンが指輪を運ぶ

海外ではドローンを使って指輪を運び、二人のカップルのところまで届けるプロポーズ作戦が行われました。

カップルのうち男性のほうは運ばれてきた指輪を取り、相方にプロポーズする決定的瞬間をドローンで空撮します。

この作戦はドローンの特性を生かしてカップルの友人であるドローンパイロットが考え、指輪を運ぶことと空撮することを1台で完了することが特徴です。

また、この作戦の準備はわずか3日間になり、フライトの申請を出して許可を得てから実行しています。

この作戦は見事に成功してカップルは結婚することが決まり、結婚式でドローンを使ってサプライズする計画です。

しかし日本においては現時点ではこのような作戦の事例がないため、今後の動向が注目されます。

まとめ

ドローンショーでプロポーズを演出するためには多くのドローンが必要になり、費用が非常に高くなるため個人で実施することはほぼ不可能です。

しかし、ジュエリーブランドなど大企業がプロポーズを支援する方法として開催した事例があり、薬指に指輪をはめるアニメーションやメッセージで結婚してほしいとアピールしました。

ドローンショーは動画サイトで配信できるため、より多くの人に見てもらうようにすると効果的です。

ただし、個人でドローンを使ってプロポーズするためにはドローンショーではなく、空撮や指輪を運ぶ方法があります。

ドローンは空撮できるためその特性を生かして記念すべき瞬間を記録し、一生に一度のプロポーズが思い出に残るようにしてみてはいかがでしょうか。

ドローンショー開催の流れ

1.お問い合わせ

2.ロケハン

3.アニメーション制作

4.許可申請

5.リハーサル

6.ショー本番

ドローンショーの開催については、下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。