過去最大のドローンショーとは?ギネス記録や日本最大のイベントを紹介
最近ではドローンで人を楽しませるドローンショーが注目されていますが、過去最大規模のドローンショーは一体どのようなものでしょうか。
ドローンショーは日本よりも中国など海外で開催されることが多く、国内で報道されていないショーも多いため、初めて知る方も多いでしょう。
この記事では世界や日本において最大級のドローンショーの開催事例を取り上げ、使われた機体数やイベントの内容、見た人の感想などを紹介します。
ドローンショーは今後も需要が上がることが予想されるため、ギネス記録が塗り替えられる可能性もあります。
大規模なドローンショーについて興味や関心がある方はこの記事を参考に、それぞれの特徴や効果を知っておきましょう。
・世界最大のギネス記録のドローンショー
・日本最大級のドローンショー
・日本で今後予定されている最大級のドローンショー
ドローンショーの流れ
1.お問い合わせ
2.ロケハン
3.アニメーション制作
4.許可申請
5.リハーサル
6.ショー本番
ドローンショーの開催については、下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
深センのドローンショーがギネス記録!世界最大のドローンショー
中国深センで2022年6月に開催されたドローンショーは、以下の4項目でギネス記録を更新しました。
・使用されたドローンの機体数
・ドローンで作り出すディスプレイの大きさ
・アニメーションの長さ
・ドローンのアニメーション表現のバラエティ
使われたドローンは5,184機と圧倒的な数になり、今までの世界記録である3,051機を大きく上回っています。
開催企業は中国のドローンメーカーである高巨創新(HIGH GREAT)であり、中国共産党100年の歴史をコンセプトに開催されました。
ちなみに、この企業はドローンの製造や開発だけでなく、行ったドローンショーは全世界で5,000を超えるなど実績が豊富です。
また、ドローンでディスプレイを作り出し、映像を見ているような感じにさせるなど創意工夫されています。
アニメーションは通常のドローンショーでは10分程度ですが、このショーでは26分26秒と長くなり長持ちするバッテリーが使われました。
ドローンのアニメーションは88パターンとバリエーションに富み、ヘリコプターなどのデザインや文字を上空に浮かび上がらせています。
動画を見た人の感想
この動画を見た人の感想には以下のようなものがあり、世界最大級のドローンショーに対して感銘を受けていると分かります。
中国が東京オリンピック以上の事やってる すげぇ
https://youtu.be/zSsvnhbBVwY
オリンピックも中国もすごい! 人類すごい!
https://www.youtube.com/watch?v=zSsvnhbBVwY
サイバーパンクものに出てくる巨大ホログラム広告はこれ使えば実現できそうですねぇ!
https://www.youtube.com/watch?v=zSsvnhbBVwY
日本で最近開催された大規模なドローンショーは東京オリンピック2020が記憶に新しいですが、はるかに上を行くとうなずくしかなさそうです。
また、ドローンショーの本場は中国であるため、このような規模が大きすぎるアニメーションは他では見られないものだと分かります。
このショーを通じて人類の無限の可能性を示せることを実証し、ドローンやアニメーション制作に関する技術力が進化していると言えます。
サイバーパンクものに出てくる巨大ホログラム広告とは大げさですが、それを実現できると期待されるほどインパクトが強いドローンショーです。
上海のドローンショーが前ギネス記録!
2022年6月に深センで開催される前までは、ドローンショーのギネス記録は2021年4月1日に上海で行われたショーでした。
このショーは3,281機のドローンで文字やエンブレムを空中に表現し、ドローンダンシング広告としては最大の規模になりました。
ちなみに、ドローンダンシングはアメリカのパソコンメーカーでおなじみのインテル社が始め、2015年11月にドイツのハンブルグにある飛行場で100機のドローンを使って行われました。
上海で行われたドローンダンシングショーは中国企業が複数参入し、当時のギネス記録である3,051機を大きく更新したことが特徴です。
このショーのコンセプトは韓国の自動車メーカーであるヒュンダイの高級車であるGENESISの宣伝であり、エンブレムだけでなく「你好中国」などの文字もドローンで空中に描き出されています。
しかし、開催日時が4月1日の夕方であったため、上海にある会場周辺では渋滞が発生して規制が必要だという声も上がるほど絶大な効果がありました。
動画を見た人の感想
上海で開催されたドローンショーは3,281機のギネス記録になり、動画の視聴者からは以下のようなコメントが寄せられました。
私はこれについて言う言葉がありません、それは本当に素晴らしいです
youtube.com/watch?v=-c3ywdTpX8I
これは、花火に取って代わる可能性を容易に秘めています。彼らはやりたいことは何でもでき、それは常に新しいことです。さらに、それは非常に環境に優しいです
youtube.com/watch?v=-c3ywdTpX8I
中国の人々は正直言って素晴らしいです。過去とは異なり、ほとんどのものが中国で作られているように見えます。おお !これでも、すごい、率直なだけ。
youtube.com/watch?v=-c3ywdTpX8I
ドローンを3,281機使うとあって従来では表現できない規模のアニメーションであったため、言う言葉がないなど大きな感激を与えていることが分かります。
また、ドローンを花火の代わりに使うことで環境にも配慮できるため、今後のエンターテイメントにおける可能性を秘めていると言えそうです。
中国といえば他の国にはない長い歴史がありますが、このドローンショーで技術力を証明したといえます。
このため、新たなドローンショーにおけるギネス記録は中国が更新する可能性が高く、それほどインパクトが強くて印象に残るショーでした。
日本最大のドローンショーはレッツゴー万博2025カウントダウン3 夢洲超花火
日本におけるドローンショーのギネス記録は「レッツゴー万博2025カウントダウン3夢洲超花火」であり、800機のドローンが使われました。
このショーは2022年9月25日にシンガポールの企業であるSKYMAGICが開催し、2025年に大阪関西万博2025の会場になる夢洲上空で実施しています。
また、悪疫退散の願いを込めて打ち上げられた45,000初の花火とのコラボレーションで大阪の夜空を彩り、新型コロナウイルスを乗り越えて希望をつなげることをコンセプトにしたことが特徴です。
大阪夢洲の上空には色鮮やかな花火だけでなく、「レッツゴー万博2025」も文字や公式キャラクター「ミャクミャク」がLEDライトを搭載したドローンで映し出されました。
その後、音楽に合わせて万博のテーマの「いのちの輝き」をコンセプトにしてドローンを使いパフォーマンスを展開し、イベントの実行委員長が不死鳥のように上を向ける世の中になることを願うとコメントしています。
実際に見た人の感想・口コミ
このドローンショーを見た人の感想はTwitterからでも伝わり、代表的な3つを紹介します。
最初のコメントは夢洲超花火において花火だけでなくドローンを使った演出がヤバいと評価し、リツイートでもバズっているとのコメントが多くあります。
次のコメントは会場から30キロ離れた神戸でも見えるとの報告があり、それほどインパクトが強いことが分かります。
最後のコメントはキリンさんの頭上に咲く夢洲超花火を写真でアピールし、以下に壮大な演出であるか物語っているといえます。
以上のように、日本最大級のドローンショーは花火とのコラボレーションもあり、遠くからでも見えていることやリツイートなどを見ると今後の発展に期待する声が上がっているなど好評価でした。
日本最大級が期待される#HIROSHIMAミライバトン ドローンショー
2023年5月に岸田文雄首相の地元である広島でG7サミットが開催されます。
このドローンショーはG7広島サミットに向けて「音楽と光」、「平和の夜空」をコンセプトに、2023年5月4日にエディオンスタジアム広島で開催される予定です。
また、EXILEのATUSHI氏やTAKAHIRO氏、STU48などのアーティストが出演し、コラボライブステージやスペクタクルショーを開催します。
このショーを開催する企業は日本最大級のドローンを持つ株式会社レッドクリフであり、大型ドローンショーを多く手掛けていることが特徴です。
このため、世界平和を願うためには最適なドローンショーになり、G7広島サミットを成功させる原動力として期待できます。
まとめ
最大規模のドローンショーは2023年3月の時点では2022年6月に中国の深センで開催され、5,184機のドローンで26分のアニメーションでバラエティ豊かに演出しました。
このショーはドローンで作り出すディスプレイの大きさでもギネス記録になり、中国のドローンメーカーである「高巨創新」が手掛けています。
また、見た人の感想は中国が東京オリンピック以上のことをしているなど評価が高く、ドローンの技術力の高さを絶賛していました。
一方で、日本最大級のドローンショーは800機のドローンと使った夢洲超花火であり、花火とのコラボレーションは圧巻で多くの人に感動を与えています。
今後は2023年5月で広島サミットを前に平和の夜空を飾るドローンショーが開催予定であり、どのような仕上がりになるか期待しましょう。